HOME > 膝痛
膝関節は、大腿骨というふとももの骨と脛骨・腓骨というふくらはぎの骨による蝶番状の関節からなります。
体を支える役割があります。
O脚により、そのふとももとふくらはぎの連結に捻じれの力が加わります。
ふとももの骨が内巻き、ふくらはぎの骨が外巻きに捻じれて膝関節は噛み合っていない状態になります。
更にふとももの骨が前方にずれる傾向にあります。
よって関節内や周囲で圧迫力、摩擦力によって互いの組織を徐々に削れ合ってダメージが溜まると、
痛みを生じていきます。
日常生活や特に女性は出産を経て太ももの骨は内巻きに捻れ、ふくらはぎの骨は外巻きに捻れる歪みをする方がほとんどなんです。
この大きな捻れがある状態では運動などの強い負荷でなくても膝に持続的なストレスが掛かり続けてしまうのです。
その捻れを正して、持続的なストレスを取り除くことがポイントなのです。
長年、日常生活で掛かり続けた負荷の膝には除々に硬化した組織ができていきます。
血流も悪くなり悪化していくと屈伸時に鈍い「ゴリゴリ」や「バキバキ」といった音がするようになるケースがあります。
その組織を柔らかい正常な状態に戻し、膝の関節を滑らかに動かせるようにすることがポイントなのです。
長年、負担を掛かり続けると骨の形が変形してしまいます。
膝を滑らかに動かすのに変形してしまった骨だと、どうしても減らすことのできない摩擦力や負担が発生してしますのです。
その分膝の悩みを改善させるのに長期的治療が必要になってくるケースがあります。